導入機器紹介:当院のCTスキャンで何がわかる?
2025年5月24日
◆ レントゲンとどう違うの?歯科用CTとは
当院では、より正確で安全な診断・治療のために**歯科用CT(3D撮影装置)**を導入しています。
一般的なレントゲンが「平面(2D)画像」であるのに対し、CTは立体的(3D)な画像を撮影できるのが最大の特徴です。
歯や骨、神経、病変の位置関係を360度の角度から確認でき、**“見えないものが見える”**ようになります。
◆ 歯科用CTでわかること(使用例)
① インプラント治療前の診断
-
骨の厚みや密度
-
神経や血管の位置
→ インプラントを安全・正確に埋入するためには欠かせません。
② 親知らずの抜歯時
-
神経との距離
→ 下顎の神経に近い親知らずは、CTで事前にリスクを把握します。
③ 根管治療(歯の神経の治療)
-
複雑な根の形や隠れた感染部位
→ 肉眼では見えにくい根の奥の状態まで把握できます。
④ 歯周病の進行度確認
-
歯を支える骨の吸収状況
→ 通常のレントゲンよりも立体的に骨の状態を確認できます。
⑤ 顎関節・のう胞・病変の評価
-
顎関節の状態や、顎骨内の病変の広がり
→ 痛みや腫れの原因を特定するのにも役立ちます。
◆ CT撮影は安全?被ばくは大丈夫?
当院のCT装置は、医科用CTよりも被ばく量が大幅に少ない歯科専用の機器を採用しています。
撮影時間も短く、数十秒で終了するため、体への負担は最小限です。
また、撮影が必要かどうかは、患者さんの症状や治療計画に応じて慎重に判断しておりますので、ご安心ください。
◆ まとめ:見えない部分を「見える化」する安心
✅ 歯科用CTは、骨・神経・病変などを立体的に確認できる
✅ より安全で正確な治療(特にインプラントや親知らず)に役立つ
✅ 当院では低被ばく・短時間で安心のCT撮影を実施
◆ 当院のこだわり
当院では、「見えない不安をなくす」ための機器導入に力を入れています。
「CTって必要?」「費用は?」など、ご不明な点があればいつでもお気軽にご相談ください。
しっかり説明の上で、安心・納得のうえで治療を進めてまいります。






