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子どもの仕上げ磨きのコツとやってはいけないNG集

2025年5月31日

以下は、保護者向けにわかりやすく伝える歯科医院ブログ記事案「子どもの仕上げ磨きのコツとやってはいけないNG集」です。医院の信頼性を高め、親子の予防意識を育てる内容として活用できます。

 


子どもの仕上げ磨きのコツとやってはいけないNG集

 

◆ 「ちゃんと磨けてるかな?」と心配な親御さんへ

乳歯や生えたての永久歯は、むし歯になりやすく、仕上げ磨きがとても重要です。
でも実際は、「嫌がってさせてくれない」「毎日格闘です…」というお声もよく聞きます。

今回は、仕上げ磨きを上手にするためのコツと、やってはいけないNG行動をご紹介します。


◆ 年齢別:仕上げ磨きの目安

 

年齢 目安時間 ポイント
1〜2歳 1~2分 前歯中心、遊び感覚で
3〜5歳 2〜3分 奥歯の溝や歯と歯ぐきの境目を丁寧に
6歳~小学生 3分以上 永久歯と乳歯の混在に注意、本人の磨き残しをカバー

◆ 仕上げ磨きの基本のコツ5つ

 

① 寝かせ磨きで視界を確保
→ 仰向けに寝かせると口の中がよく見えます。

 

② 小刻みに優しく動かす
→ ゴシゴシではなく、1~2本ずつ細かく動かします。

 

③ 歯と歯ぐきの境目を意識
→ むし歯や歯肉炎はこの境目に多く発生します。

 

④ 上唇の裏のスジ(上唇小帯)に注意
→ 特に前歯を磨くときはブラシが当たらないよう配慮を。

 

⑤ コミュニケーションも大切に
→ 「上手にできたね!」「今日はピカピカだよ」などの声がけで楽しい時間に。


◆ これやってない?NG行動5選

 

❌ 力を入れすぎてゴシゴシ磨く
→ 歯ぐきを傷つけ、痛みや出血で「歯みがき嫌い」に。

❌ 怒りながら磨く
→ 緊張や恐怖が残り、協力してくれなくなります。

❌ 歯ブラシが古いまま
→ 毛先が開いたブラシは汚れが落ちにくく、刺激も強いです。

❌ 時間をかけすぎてダラダラと
→ だらけて集中力が切れやすくなります。2~3分で手早く!

❌ お子さん任せでチェックしない
→ 小学校低学年までは、保護者のチェックと仕上げ磨きが必須です。


◆ まとめ:仕上げ磨きは「習慣化」と「笑顔」がカギ

 

✅ 年齢や成長に応じた対応が大切
✅ 嫌がらずにできる工夫や声かけを
✅ 大人のイライラが子どもに伝わらないよう注意!


◆ 当院の取り組み

 

当院では、仕上げ磨きの方法を実際にお見せしたり、年齢に応じた歯みがき指導を行っています。
「うまく磨けてるか不安」「嫌がって困っている」などのお悩みも、遠慮なくご相談ください。

 

歯科用CTの被ばく量は?実は「飛行機より少ない」って本当?

2025年5月24日

CTと聞くと「放射線って大丈夫なの?」と不安になる方もいらっしゃるかもしれません。
でも実は、歯科用CTの被ばく量はとても少なく、日常生活レベルに近いものなんです。


◆ 歯科用CTの被ばく量は?

 

機種や撮影範囲にもよりますが、歯科用CTの被ばく線量はおおよそ:

👉 0.03~0.2ミリシーベルト(mSv)

に相当します。


◆ 飛行機と比べてみましょう

 

たとえば、飛行機に乗って東京からニューヨークへ往復すると、
👉 約0.2ミリシーベルトの被ばくがあります(高高度で宇宙線を受けるため)。

つまり、

歯科用CT = 飛行機で海外旅行する程度か、それ以下の被ばく量

ということになります。


◆ まとめ:安心してCTをご利用ください

 

✅ 歯科用CTの被ばく量はごくわずか
✅ 海外旅行や日常生活と同程度の自然放射線レベル
✅ 必要な撮影は、治療の精度と安全性を高めるための大切なステップ

当院では、被ばく線量の少ない高性能CTを使用し、必要最小限で正確な診断を行っています。
ご不安な点があれば、いつでもご相談ください。

導入機器紹介:当院のCTスキャンで何がわかる?

2025年5月24日

◆ レントゲンとどう違うの?歯科用CTとは

 

当院では、より正確で安全な診断・治療のために**歯科用CT(3D撮影装置)**を導入しています。
一般的なレントゲンが「平面(2D)画像」であるのに対し、CTは立体的(3D)な画像を撮影できるのが最大の特徴です。

歯や骨、神経、病変の位置関係を360度の角度から確認でき、**“見えないものが見える”**ようになります。


◆ 歯科用CTでわかること(使用例)

 

① インプラント治療前の診断

  • 骨の厚みや密度

  • 神経や血管の位置
    → インプラントを安全・正確に埋入するためには欠かせません。

② 親知らずの抜歯時

  • 神経との距離
    → 下顎の神経に近い親知らずは、CTで事前にリスクを把握します。

③ 根管治療(歯の神経の治療)

  • 複雑な根の形や隠れた感染部位
    → 肉眼では見えにくい根の奥の状態まで把握できます。

④ 歯周病の進行度確認

  • 歯を支える骨の吸収状況
    → 通常のレントゲンよりも立体的に骨の状態を確認できます。

⑤ 顎関節・のう胞・病変の評価

  • 顎関節の状態や、顎骨内の病変の広がり
    → 痛みや腫れの原因を特定するのにも役立ちます。


◆ CT撮影は安全?被ばくは大丈夫?

 

当院のCT装置は、医科用CTよりも被ばく量が大幅に少ない歯科専用の機器を採用しています。
撮影時間も短く、数十秒で終了するため、体への負担は最小限です。

また、撮影が必要かどうかは、患者さんの症状や治療計画に応じて慎重に判断しておりますので、ご安心ください。


◆ まとめ:見えない部分を「見える化」する安心

 

✅ 歯科用CTは、骨・神経・病変などを立体的に確認できる
✅ より安全で正確な治療(特にインプラントや親知らず)に役立つ
✅ 当院では低被ばく・短時間で安心のCT撮影を実施


◆ 当院のこだわり

 

当院では、「見えない不安をなくす」ための機器導入に力を入れています。
「CTって必要?」「費用は?」など、ご不明な点があればいつでもお気軽にご相談ください。
しっかり説明の上で、安心・納得のうえで治療を進めてまいります。

歯周病は沈黙の病気?初期症状と放置のリスク

2025年5月23日

 


◆「痛くないから大丈夫」は本当?

 

歯周病(ししゅうびょう)は、日本人の成人の約8割がかかっているとも言われる国民病です。
にもかかわらず、気づかないうちに進行してしまう――それが「沈黙の病気」と呼ばれる理由です。

実際、「歯ぐきから血が出ている」「口臭が気になる」といった初期のサインを見逃してしまい、症状が進行してから受診される方が多く見られます。


◆ 歯周病の初期症状、見逃していませんか?

 

以下のような症状があれば、歯周病のはじまりかもしれません。

  • 朝起きたときに口の中がネバつく
  • 歯ブラシの時に血が出る
  • 歯ぐきが赤く腫れている
  • 口臭が気になる
  • 歯が浮いたような違和感がある

これらは**歯周病の初期段階(歯肉炎・軽度歯周炎)**のサインです。
この時点での治療なら、比較的簡単なクリーニングや生活習慣の改善で回復が見込めます。


◆ 放置するとどうなる?歯周病の進行ステージ

 

歯周病は、放置すると歯を支える骨が溶けてしまう病気です。以下のように進行していきます:

  1. 歯肉炎(初期):歯ぐきが赤く腫れる・出血する
  2. 軽度歯周炎:歯ぐきの腫れに加え、歯周ポケットが深くなる
  3. 中度歯周炎:歯がぐらつき始める、強い口臭や痛みが出る
  4. 重度歯周炎:歯を支える骨が大きく溶け、抜歯の可能性が出てくる

このように、気づいたときには“手遅れ”というケースも少なくありません


◆ 歯周病が引き起こす「全身への影響」

 

歯周病はお口の中だけの問題ではありません。
最近の研究では、以下のような全身疾患との関連も指摘されています。

  • 糖尿病の悪化
  • 心疾患・脳梗塞のリスク上昇
  • 誤嚥性肺炎
  • 早産・低体重児出産

「たかが歯ぐき」と思わず、全身の健康のためにも予防と早期治療が重要です。


◆ まとめ:沈黙の病気だからこそ、定期チェックを

 

✅ 歯周病は初期には痛みが少ないため、発見が遅れがち
✅ 放置すると歯が抜けるだけでなく、全身に影響も
✅ 定期的な歯科検診とプロによるクリーニングが早期発見のカギ


◆ 当院の取り組み

 

当院では、歯周病の早期発見・予防処置・生活習慣指導を丁寧に行っています。
「歯ぐきから出血してるかも」「ちょっと気になるだけだけど…」
――そんな時こそ、お気軽にご相談ください。
あなたの大切な歯を守るため、全力でサポートします。


 

むし歯と知覚過敏の違い、見分けられますか?

2025年5月23日

「キーンとしみた!これってむし歯…?」

冷たい水や甘いものを口にしたとき、キーンと歯がしみることはありませんか?
多くの方が「むし歯かも?」と心配されますが、実はそれ知覚過敏の可能性もあります。

では、この2つの違いはどうやって見分ければ良いのでしょうか?
今回は、患者さんからよくあるこの疑問にお答えします。

 

 

◆ むし歯と知覚過敏の“痛み方”の違い

むし歯 知覚過敏
発症原因 細菌が歯を溶かす エナメル質の摩耗や歯ぐきの後退など
痛むタイミング 甘いもの・冷たいもの・温かいものなど、刺激に関係なく持続的な痛み 冷たいもの・ブラシが当たったときなど、一瞬だけしみる
痛みの種類 ズキズキ・ジンジンと持続する 一瞬「キーン」と鋭く走る痛み
見た目の変化 黒くなっていたり穴が開いていたりする 見た目に異常がない場合が多い

 

 

◆ 知覚過敏の原因とは?

知覚過敏の主な原因は、**象牙質(エナメル質の内側)**が露出してしまうことです。
以下のような行動や習慣が引き金になります:

  • 歯ぎしり・食いしばり
  • 歯ブラシの強すぎる圧
  • 酸性の飲食物の摂取(例:炭酸飲料、レモン)
  • 加齢による歯ぐきの退縮

放置すると痛みが強くなったり、歯のダメージが進行したりすることもあります。

 

 

◆ こんな症状が出たら要注意!

  • 歯が黒ずんでいたり、穴が空いている
    むし歯の可能性が高いです。
  • 冷たいものや歯ブラシで一瞬しみるが、すぐにおさまる
    知覚過敏の可能性大
  • 痛みが徐々に強くなってきている
    → むし歯が神経に近づいているサインかもしれません。

 

 

◆ 自己判断せず、早めの受診を

むし歯と知覚過敏は症状が似ていても治療法がまったく異なります
「しみるけど放っておけば治るかも…」と思っているうちに、むし歯が神経まで進行してしまうケースも少なくありません。

しみる原因がわからない場合は、歯科医院で正確な診断を受けましょう。

 

 

◆ 当院の取り組み

当院では、むし歯・知覚過敏の原因の見極めと、患者さん一人ひとりに合ったケアを重視しています。
「最近しみる気がするけど…」「歯は見た目はきれいなのに痛い」など、どんな小さなことでも構いません。
気になる症状があれば、いつでもご相談ください。

 

 

まとめ

✅ むし歯と知覚過敏は“痛み方”や“原因”が異なる
✅ 見た目に異常がなくても、放置はNG
✅ しみる症状は、歯科でのチェックが必要!

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

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