効果的な歯磨きのやり方
2024年11月12日
きちんとした方法で磨くことで、歯や歯茎を健康に保つことができます。
1. 歯ブラシの持ち方と準備
・歯ブラシ:柔らかめの毛先のものを選びましょう。硬いものだと歯や歯茎を傷める可能性があります。
・歯磨き粉:歯ブラシに少量(1~2cm程度)をつけます。フッ素が含まれているものが虫歯予防に効果的です。
・ペングリップ(鉛筆持ち)で持つ:力が入りすぎないので、歯や歯茎を傷つけずに磨きやすいです。細かく動かしやすいため、丁寧に磨くのに向いています。
2. 磨き方の基本
・歯ブラシの角度:歯と歯茎の間に45度の角度で当てるのがポイントです。
・小刻みな動き:1~2本の歯ずつ、小さな円を描くようにやさしく動かします。力を入れすぎないように気をつけましょう。
・磨く順番:磨き残しを防ぐために、毎回同じ順番で磨くと効果的です。例えば「奥歯→前歯→反対側の奥歯」の順に磨くと良いでしょう。
3. 各部位の磨き方
・前歯の外側:歯ブラシを縦に持ち、前歯の表面に当てて軽く動かします。
・奥歯の噛み合わせ部分:上下に歯ブラシを動かし、食べかすが残らないように丁寧に磨きます。
・歯の内側:前歯の内側は歯ブラシを縦にして、他の部分も歯ブラシの角度を調整しながらしっかり磨きます。
4. 歯茎のケア
歯と歯茎の境目を重点的に磨きます。強く磨きすぎると歯茎が傷つくことがあるので、優しく動かしましょう。
5. 舌も磨く
舌の表面にも汚れが溜まりやすいので、専用のブラシや歯ブラシの裏側を使ってやさしく磨きます。息がさわやかになり、口臭予防にも効果的です。
6. すすぎ
歯磨き粉のフッ素が歯に残るように、少量の水ですすぐ程度が効果的です。すすぎすぎるとフッ素が流れやすくなります。
目安としては2~3分程度かけて、丁寧に磨きましょう。