むし歯と知覚過敏の違い、見分けられますか?
2025年5月23日
「キーンとしみた!これってむし歯…?」
冷たい水や甘いものを口にしたとき、キーンと歯がしみることはありませんか?
多くの方が「むし歯かも?」と心配されますが、実はそれ知覚過敏の可能性もあります。
では、この2つの違いはどうやって見分ければ良いのでしょうか?
今回は、患者さんからよくあるこの疑問にお答えします。
◆ むし歯と知覚過敏の“痛み方”の違い
| むし歯 | 知覚過敏 | |
| 発症原因 | 細菌が歯を溶かす | エナメル質の摩耗や歯ぐきの後退など |
| 痛むタイミング | 甘いもの・冷たいもの・温かいものなど、刺激に関係なく持続的な痛み | 冷たいもの・ブラシが当たったときなど、一瞬だけしみる |
| 痛みの種類 | ズキズキ・ジンジンと持続する | 一瞬「キーン」と鋭く走る痛み |
| 見た目の変化 | 黒くなっていたり穴が開いていたりする | 見た目に異常がない場合が多い |
◆ 知覚過敏の原因とは?
知覚過敏の主な原因は、**象牙質(エナメル質の内側)**が露出してしまうことです。
以下のような行動や習慣が引き金になります:
- 歯ぎしり・食いしばり
- 歯ブラシの強すぎる圧
- 酸性の飲食物の摂取(例:炭酸飲料、レモン)
- 加齢による歯ぐきの退縮
放置すると痛みが強くなったり、歯のダメージが進行したりすることもあります。
◆ こんな症状が出たら要注意!
- 歯が黒ずんでいたり、穴が空いている
→ むし歯の可能性が高いです。 - 冷たいものや歯ブラシで一瞬しみるが、すぐにおさまる
→ 知覚過敏の可能性大。 - 痛みが徐々に強くなってきている
→ むし歯が神経に近づいているサインかもしれません。
◆ 自己判断せず、早めの受診を
むし歯と知覚過敏は症状が似ていても治療法がまったく異なります。
「しみるけど放っておけば治るかも…」と思っているうちに、むし歯が神経まで進行してしまうケースも少なくありません。
しみる原因がわからない場合は、歯科医院で正確な診断を受けましょう。
◆ 当院の取り組み
当院では、むし歯・知覚過敏の原因の見極めと、患者さん一人ひとりに合ったケアを重視しています。
「最近しみる気がするけど…」「歯は見た目はきれいなのに痛い」など、どんな小さなことでも構いません。
気になる症状があれば、いつでもご相談ください。
まとめ
✅ むし歯と知覚過敏は“痛み方”や“原因”が異なる
✅ 見た目に異常がなくても、放置はNG
✅ しみる症状は、歯科でのチェックが必要!







