医院ブログ

〒101-0032 東京都千代田区岩本町3丁目7-16
井門岩本町第2ビル2階(旧 マルメビル)

03-5821-6345

診療時間
平日:10:00~13:00 14:30~18:30土曜:10:00~17:00休診日 日曜・祝日

WEB予約

キービジュアル

歯のクリーニングと定期健診

2024年11月8日

歯のクリーニングと定期健診は、健康な口腔環境を保つために非常に重要です。以下は、その理由や具体的な利点についての説明です。

 

 

1. 虫歯や歯周病の予防

 

・歯科医院で行われるクリーニングは、日常の歯磨きでは落としきれない歯垢や歯石を取り除きます。歯垢や歯石は、放置すると虫歯や歯周病(歯肉炎や歯周炎)の原因になります。

 

・定期的にクリーニングすることで、こうした問題が発症する前に予防でき、結果として歯の健康を長期間維持できます。

 

 

2. 早期発見と治療

 

・定期健診では、虫歯や歯周病の初期症状を確認することができます。早期に発見することで、軽い治療で済む場合が多く、治療費用や時間を節約できることがよくあります。

 

・初期のうちに治療すれば、症状が進行するのを防ぎ、歯を健康に保つことが可能です。

 

 

3. 口臭の改善

 

・口臭は、口腔内の細菌や歯垢が原因であることが多いです。定期的なクリーニングでこれらを取り除くことで、口臭を改善し、快適な口腔環境を維持できます。

 

 

4. 歯の見た目の改善

 

・歯石や歯垢がついたままだと、歯がくすんで見えることがあります。クリーニングでそれらを除去することで、歯の色が明るくなり、笑顔にも自信を持てるようになるでしょう。

 

 

5. 全身の健康と関連

 

・最近の研究では、口腔内の健康と全身の健康には密接な関係があるとされています。例えば、歯周病は心臓病や糖尿病、さらには肺炎などの全身疾患とも関連性があることが示されています。口腔内の健康を保つことで、全身の健康もサポートできるのです。

 

 

6. 予防歯科の習慣づけ

 

・定期的なクリーニングと健診を続けることで、健康な口腔環境を意識しやすくなります。また、歯科医からのアドバイスも受けることができ、正しい歯磨き方法や生活習慣の見直しが促されます。

 

 

 

クリーニングと健診の頻度
一般的には、3〜6ヶ月に一度のペースでクリーニングと健診を受けることが推奨されていますが、個人の口腔状態やリスクに応じて歯科医師と相談しながら決めるのがよいでしょう。

歯のクリーニングと定期健診を習慣化することで、健康的な口腔環境を維持し、健康寿命を伸ばすことにつながります。

知覚過敏について

2024年11月7日

知覚過敏(知覚過敏症)は、歯が冷たいものや甘いものに触れたときに、歯に鋭い痛みや不快感が生じる状態です。これは、歯のエナメル質や歯ぐきがダメージを受け、歯の内部の象牙質が露出することで引き起こされます。象牙質が露出すると、歯の中の神経に刺激が伝わりやすくなり、敏感になります。

 

 

 

知覚過敏の主な原因

 

1. エナメル質の摩耗
歯を磨くときに強くこすりすぎたり、研磨剤の強い歯磨き粉を使うと、歯の表面のエナメル質が徐々にすり減り、象牙質が露出することがあります。

 

2. 歯ぎしり
歯ぎしりは、エナメル質を削る原因の一つです。歯ぎしりが続くとエナメル質が薄くなり、知覚過敏を引き起こしやすくなります。

 

3. 歯ぐきの後退
歯周病や加齢により歯ぐきが後退すると、歯の根元が露出します。歯の根元にはエナメル質がないため、刺激を感じやすくなります。

 

4. 酸性の食品や飲料
酸性の強い食品や飲み物(例:炭酸飲料、柑橘類など)は、エナメル質を溶かす作用があり、知覚過敏の原因となることがあります。

 

5. 歯の治療による一時的な敏感さ
歯の治療後、一時的に知覚過敏の症状が出ることもあります。特にホワイトニングや虫歯治療の直後は、歯が一時的に敏感になることがありますが、これは通常一時的です。

 

 

 

知覚過敏の対策方法

 

1. 知覚過敏用の歯磨き粉を使用する
専用の歯磨き粉には、歯の神経を保護する成分が含まれているため、痛みを軽減できます。硝酸カリウムやフッ素が配合されているものが効果的です。

 

2. 正しい歯磨きの方法を習得する
歯ブラシを45度の角度で当て、力を入れすぎずに優しく磨くことで、エナメル質へのダメージを最小限に抑えられます。

 

3. 歯ぎしり対策を行う
歯ぎしりの癖がある場合、歯科医院でマウスピースを作成してもらうと、歯の摩耗を防ぐのに役立ちます。

 

4. 酸性の食品や飲料を控える
酸性の食品を摂取した後はすぐに歯を磨かず、口を水ですすぐか、30分程度待ってから歯磨きをすることでエナメル質を守れます。

 

5. フッ素塗布
歯科医院でフッ素塗布を受けることで、エナメル質を強化し、知覚過敏の症状を軽減できます。

 

 

 

知覚過敏の治療法

 

歯科での治療には、象牙質の保護剤を塗布する方法や、レジンでコーティングする方法があります。症状が重い場合には、歯の根の治療が検討されることもあります。専門的な治療が必要な場合もあるため、知覚過敏が長期間続く場合は歯科医に相談することが重要です。

知覚過敏は日常のケアでかなり改善できるため、早めに対策を取ることで歯の健康を守りましょう。

虫歯について

2024年11月7日

虫歯(う蝕)は、歯の表面が細菌によって溶かされてしまう病気です。特に、歯垢(プラーク)と呼ばれる細菌の塊が歯に付着し、その中の細菌が糖分を分解して酸を作り出します。その酸が歯のエナメル質を溶かし、さらに進行すると象牙質や歯髄(神経がある部分)にも達することで痛みが生じます。

 

 

虫歯の原因

 

1. プラークの形成 – 歯に残った食べかすや糖分が細菌のエサになり、プラークが歯に付着します。

 

2. 糖分の摂取 – 糖分が多い食品や飲料を頻繁に摂ると、細菌が酸を多く作り出すため、虫歯になりやすくなります。

 

3. 唾液の不足 – 唾液は口内の酸を中和し、歯を再石灰化させる働きがあります。唾液が少ないと虫歯のリスクが上がります。

 

 

 

虫歯の進行段階

 

1. 初期段階 – エナメル質が溶け始める。痛みは感じないことが多いです。

 

2. 中期段階 – 象牙質に到達し、冷たいものや甘いものに対して敏感になります。

 

3. 進行段階 – 歯髄に達し、強い痛みが出ます。放置すると歯の根の感染が広がります。

 

 

 

虫歯の予防方法

 

・ 正しい歯磨き – 食後や寝る前に、適切な方法で歯を磨くことが大切です。

 

・ フッ素配合の歯磨き粉の使用 – フッ素には歯のエナメル質を強くする効果があります。

 

・ 定期的な歯科検診 – 虫歯は早期発見が重要です。定期的な検診で早めに治療が可能です。

 

・ 食生活の改善 – 糖分が多い食品や飲み物を控え、バランスの良い食事を心がけましょう。

 

 

虫歯は一度進行してしまうと自然には治りません。早期発見と予防が鍵ですので、定期的な歯のケアが大切です。

インプラントとは

2024年11月6日

インプラントとは、失った歯を補うために人工の歯根を顎の骨に埋め込む治療法です。インプラント治療では、チタンやジルコニアなどの生体に適した素材でできたインプラント体(人工歯根)を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯(上部構造)を装着します。この治療は、自然の歯に近い見た目や咀嚼機能を取り戻すことができ、ブリッジや入れ歯と異なり、他の健康な歯を削る必要がないのが特徴です。

 

インプラント治療の主なメリット
1. 自然な見た目:天然の歯とほぼ見分けがつかない仕上がり。
2. 安定した咀嚼力:通常の食事が可能になり、噛む力が戻ります。
3. 周囲の歯を保護:ブリッジのように隣の健康な歯を削る必要がありません。
4. 長期間の耐久性:適切なケアで長期間使用可能です。

 

治療の流れ
一般的にインプラント治療は、診察・診断、手術、定着期間、上部構造装着、メンテナンスといった流れで進行します。

 

当院ではCT、マイクロスコープ、シミュレーションシステムの精密機器を導入し、治療の精度や確実性を高める取り組みを行っています。

CTを活用することで、立体的(三次元)に骨の状態や神経の位置を把握できるようになります。通常のレントゲンでは見えない部分まで見えるようになるため、より正確な診査・診断につながり、治療と安全性のクオリティーを高められます。

また、シミュレーションソフトを利用することで、骨の厚さや神経、血管の位置など、歯茎を切開してみなければ分からないことが手術前に分かります。

どの部位に、どの方向に、どのくらいの深さまで、どのサイズのインプラントを埋入すればいいのか、といったシミュレーションが可能となります。

その結果、歯科医師の経験や勘に頼るのではなく、「データ」に基づいた手術が可能となり、安全性・正確性は格段に向上します。

また、「オペ室」も完備しているため細菌感染の心配もなく治療を受けていただけます。

歯周病とは

2024年11月5日

歯周病は、歯やその周囲の組織に炎症を引き起こす疾患で、成人が歯を失う主な原因の一つです。この病気は、歯肉(歯ぐき)に炎症が生じる「歯肉炎」と、さらに進行して歯を支える骨が損傷する「歯周炎」に分類されます。歯周病が進行すると歯がぐらついたり、最終的には失われることがあります。

 

歯周病の原因
歯周病は主に細菌性プラークによって引き起こされます。プラークは歯の表面に付着する粘着性の細菌のかたまりで、定期的に除去しないと歯石となり、より強固に歯に付着します。歯石がたまると、細菌が増殖しやすい環境が生まれ、炎症が進行します。

その他のリスク要因としては、次のようなものがあります。

 

喫煙:タバコは歯ぐきの健康を損ない、歯周病を悪化させます。
不適切な歯磨き習慣:磨き残しや歯間の清掃不足が原因で、プラークが蓄積します。
糖尿病:高血糖状態が免疫機能に影響を及ぼし、歯周病を悪化させることがあります。
ストレス:免疫力が低下し、感染症にかかりやすくなります。

 

歯周病の症状
歯周病の初期段階では、目立った痛みや不快感がないため気づきにくいです。進行するにつれて、以下のような症状が現れます。

・歯ぐきの赤みや腫れ
口臭の悪化
・歯ぐきからの出血
歯のぐらつきやかみ合わせの変化
膿の排出(進行した場合)

 

歯周病の治療方法
歯周病の治療は、その進行度に応じて異なります。早期発見であれば、歯科医の定期的なクリーニングや、歯磨き習慣の見直しで改善が見込めます。

 

1.スケーリングとルートプレーニング:歯石を除去し、歯根面を滑らかにして細菌の付着を防ぐ治療です。
2.抗生物質の使用:細菌感染がひどい場合、局所的な抗生物質の投与が行われることがあります。
3.外科的治療:進行した歯周病では、歯肉を切開して深い歯石を除去したり、骨の再生を促す手術が行われることがあります。

 

歯周病予防のポイント
予防には、日常の歯磨きと歯間の清掃が不可欠です。歯科医院での定期的な検診を受けることで、早期発見・早期治療が可能になります。

 

1.正しい歯磨き方法を学び、毎日のケアを徹底する
2.デンタルフロスや歯間ブラシを使用して、歯と歯の間のプラークも取り除く
3.生活習慣の改善:健康的な食事や禁煙、適度なストレス管理も効果的です。

 

まとめ
歯周病は早期に対処することで悪化を防ぎ、健康な歯を保つことができます。日々のケアと定期的な検診を通じて、歯周病の予防に努めましょう。

就学時健康診断

2024年11月5日

就学時健康診断に行ってきました。

 

就学時健診とは、小学校に入学前のお子さまの心身の状況を把握し、

健康で楽しい学校生活を送ることができるように実施するものです。

 

上條歯科医院では歯科を担当し、子供たちのお口の中に虫歯がないか、

お口の成長は順調かどうかなどのチェックをしてきました。

 

当院では小児歯科の専門医も在籍しておりますので、お子さまに

関する相談やお話を聞きたいという方は是非一度お越しください。

 

    

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

WEB予約
メール相談
03-5821-6345

〒101-0032
東京都千代田区岩本町3丁目7-16
井門岩本町第2ビル2階(旧 マルメビル)

「秋葉原」駅 5分 /「岩本町」駅 2分

このページの先頭に戻る