晩秋のドライマウス(口腔乾燥症)対策|千代田区の方へ歯科の視点で
2026年11月2日
ドライマウス(口腔乾燥症)は、唾液が減るなどして口の中が乾き、不快感が出る状態です。晩秋は暖房を使い始める時期でもあり、日々の習慣を見直すきっかけになります。
💧 ドライマウス(口腔乾燥症)とはどんな状態か
口腔乾燥症は、唾液の分泌が少なくなったり、口の中の水分が保てなくなったりする状態です。口のネバつきや渇き、舌のひりつきなどを感じることがあります。
唾液には、口の中を洗い流す働きや粘膜を守る働きがあるとされています。そのため、乾きが続くと食事や会話がしにくくなる場合があります。
原因は、加齢、薬の影響、ストレス、口で呼吸する癖、全身の病気などさまざまです。原因や程度には個人差があります。
🍂 晩秋の暮らしで気をつけたいこと
気温が下がると、エアコンやヒーターを使う機会が増える方もいます。暖房の使用で室内の空気が乾くと、のどや口の乾きが気になる方もいます。寒くなると飲み物の量が減ったと感じる方もいるため、意識して見直してみましょう。
千代田区にお住まいの方やお勤めの方など、室内で過ごす時間が長い場合も、同じように生活を振り返ってみてください。オフィスや自宅で長く過ごす日は、とくに水分補給を意識してみましょう。
- 暖房の風が顔に直接当たらないようにする
- 加湿器や濡れタオルで室内の湿度を保つ
- 飲み物をこまめにとる
- マスク着用中に口呼吸になっていないか意識する
- 寝る前や起床時に、口の乾きを確認する
🌿 自宅でできるセルフケア
食事のときはよく噛むことが、唾液の分泌を促すとされています。ゆっくり味わって食べることを心がけましょう。水分をこまめにとることも基本のケアです。
耳の下やあごの下をやさしく押す、唾液腺マッサージも紹介されています。強く押さず、痛みを感じたら中止しましょう。
口の乾きが強いときは、市販の口腔用保湿剤を使う方法もあります。使い方は製品の説明書に従ってください。歯みがきは、やわらかめの歯ブラシで粘膜を傷つけないよう行いましょう。うがいで口の中を湿らせるのも一つの方法です。
🦷 歯科を受診する目安
口の乾きが数週間続く場合や、だんだん強くなる場合は、歯科医師の診察を受けましょう。診察では、口の中の状態や飲んでいる薬などを確認し、原因を考えていきます。乾燥は、むし歯や口内炎、口臭などの口の不調と関わることがあるとされています。
飲み込みにくさや強い痛みがある場合も、早めの受診が大切です。服用中の薬がある場合は、自己判断でやめず、医師や薬剤師に伝えましょう。
原因を調べて、その人に合った対処を考えることが大切です。気になる症状は、メモしておくと伝えやすくなります。晩秋の今、口の状態を見直してみましょう。







