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顎関節症

2024年11月8日

顎関節症

顎関節症(がくかんせつしょう、TMJ/TMD)は、顎の関節や筋肉に痛みや異常が生じる疾患です。顎関節症はさまざまな症状や原因があり、多くの人が経験する可能性のある一般的な疾患です。以下、顎関節症について詳しく解説します。

 

 

1. 顎関節症の症状
顎関節症の症状は多岐にわたり、以下のようなものが代表的です。

 

・顎の痛み:口を開けたり閉じたりするときに痛みを感じることが多いです。
・音がする:顎の関節を動かすときに「カクカク」「カリカリ」といった音が鳴ることがあります。
・口が開きにくい:あくびや食事のときに、口が十分に開かない、または痛みで開けづらいと感じることがあります。
・噛み合わせの異常:噛み合わせに違和感を感じたり、歯を噛みしめるときに左右で均等に力がかからなかったりすることがあります。
・頭痛や首,肩の痛み:顎の異常が原因で、頭痛や首、肩の筋肉に痛みが生じることもあります。

 

 

 

2. 顎関節症の原因
顎関節症の原因は一つではなく、複合的な要素が関係していると考えられています。主な原因には以下が挙げられます。

 

・ストレスや緊張:精神的なストレスが原因で、無意識に歯を食いしばったり、寝ている間に歯ぎしりをすることが、顎に負担をかけている可能性があります。

・噛み合わせの問題:歯並びや噛み合わせの不具合が、顎関節や周辺の筋肉に不自然な負担をかけることがあります。
・関節や筋肉の問題:顎関節自体に異常がある場合や、顎を動かす筋肉の炎症が原因になることもあります。
・姿勢の悪さ:首や肩、姿勢が悪いと顎に負担がかかりやすく、これが関節症の原因になることもあります。
・外傷:顎に直接的な衝撃や外傷を受けたことが原因で発症する場合もあります。

 

 

 

 3. 顎関節症の診断と治療方法
顎関節症の診断や治療は、歯科や口腔外科、場合によっては整形外科で行います。具体的な治療方法は症状や原因に応じて異なります。

 

・安静療法:まず、顎を安静に保つことが基本です。硬いものを避け、柔らかい食事を摂るなどして、顎への負担を減らします。
・温熱,冷却療法:患部を温めたり冷やしたりすることで、筋肉や関節の緊張を和らげる効果があります。
・マウスピース療法:歯ぎしりや食いしばりが原因の場合、就寝時にマウスピースを装着することで顎への負担を軽減できます。
・理学療法,リハビリ:理学療法士の指導のもと、顎のストレッチや筋肉をほぐすマッサージを行い、関節の可動域や筋力を回復させます。
・薬物療法:痛みや炎症が強い場合は、鎮痛剤や抗炎症薬を使用することがあります。
・噛み合わせの調整:歯の噛み合わせに問題がある場合、歯科医師による調整が行われることもあります。

 

 

 

4. 顎関節症の予防
顎関節症を予防するためには、日常生活の中で以下の点に気をつけるとよいでしょう。

 

・ストレス管理:精神的なストレスが溜まらないよう、適度なリラックスやストレッチ、適切な睡眠を心がけましょう。
・食事に注意:硬いものや大きすぎる食べ物を避け、顎に無理な力がかからないようにしましょう。
・姿勢に気をつける:悪い姿勢は顎や首、肩に負担をかけます。特にスマートフォンやPCを使う際は、姿勢を正すよう意識することが重要です。
・噛み合わせのチェック:定期的に歯科検診を受け、噛み合わせに問題がないか確認しましょう。

 

 

 

5. 日常的なセルフケア
軽度の顎関節症なら、以下のセルフケアで症状の改善が期待できる場合もあります。
・顎周辺の軽いストレッチ
・やわらかい食事の選択
・無理に口を大きく開けない
・歯ぎしり防止のためにリラックスする工夫

 

 

 

顎関節症は日常生活に支障をきたすこともあるため、気になる症状があれば早めに受診し、適切な対策をとることが大切です。

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