ドイツ・ドレーゲル社の高性能麻酔器を使用して、月に4件の全身麻酔下でのインプラント手術を行いました。全身麻酔だと、手術をより精確で安全に行うことができます。口の中で生理食塩水を注水しなければならないインプラント手術では、全身麻酔の方がむしろ安全であるといえます。全身麻酔ではない静脈内鎮静法だと、深い鎮静時には一時的に呼吸が停止したり、多くの水を飲んだり、むせて動いてしまったりします。全身麻酔は麻酔時間が長くかかることと費用がかかることが欠点ですが、患者さんにとっても手術をする側にとっても、たいへん優れた方法であるといえます。
